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| 2009年2月28日 |
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【西方課長】先日、仕込みましたマイ醤油、現在の状態は、有機小麦、有機大豆で、できた
醤油麹が塩水に、なじみ始めているところです。仕込んだ小麦、大豆、麹菌、
塩、水、これ等を合せて《もろみ》と呼びます。気温が上がって来ませんと、麹菌が活発に動きませんので、現在は、まだ変化がありません。
【金井】みなさん、こんにちは。仕込んだ《もろみ》は変化がないようですね。次回は、みなさんの《もろみ》の状態を画像にて、お知らせします。左の画像はお客様が当蔵に来られた見学風景です。近年、見学者も増えております。右の画像ですが、昭和20年頃まで使われていた当蔵のかまどです。今年で創業から222年、歴史を感じさせられます。 |
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| 2009年3月31日 |
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【西方課長】もろみを仕込んでから、二ヶ月が過ぎましたが、まだ大きな変化は見られません。 しかしながら徐々に麹菌が動き始めています。本格的に動き出すのは、桜が満開になってからでしょう。春よ来い!
【金井】みなさん、こんにちは。現在もろみの色は、どちらかと言いますと、黄色に近い茶色ですね。大豆の形もまだ丸のままです。これから気温が上がってきますと、
色は濃い茶色に、大豆は溶けて形を崩してゆくのです。 もろみの変化は四季の通り四段階位に変化してゆきますので、その変化をこれから お伝えしてゆきます。お楽しみに。 |
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| 2009年4月26日 |
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【西方課長】 4月も終盤をむかえ、気温も上がり、微生物(麹菌等)達の動きも良くなってきているところです。しょうゆ造りに大切なことは、一に麹、二に櫂(撹拌のことで
もろみを定期的にかき回すこと)、三に火入れ(搾ったしょうゆを加熱処理すること)
ですので、現在は一を終え二の段階です。
【金井】現在の、もろみの状態は、外見では、まだほとんど変化が無いようですね。 さて、先月分載せました右の画像の、ご説明をします。既に、おわかりと思いますが仕込み桶を側面から写したものです。大きいものは、大人が20から30人、はいれます。
今月の右画像の人が西方課長です。いつも真剣な眼差しで、もろみをチェックしています。それでは来月また。 |
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| 2009年5月30日 |
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【西方課長】 現在のもろみの状態は醗酵初期の段階で、ひび割れて盛り上がり始めています。今は均等に醗酵をさせる為に撹拌(かくはん)といって、もろみをかき混ぜることを週に1回行なっていますが、6月中旬位から週に2回に増やします。
【金井】みなさん、こんにちは。右の写真が撹拌という作業風景です。櫂という棒で木桶中のもろみと塩水をかき混ぜます。仕込んだばかりの撹拌は、とても大変と職人の横堀さんが言っていました。 |
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| 2009年6月27日 |
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【西方課長】 今月のもろみの状態は、発酵期のピークに、さしかかっています。 2〜3日に1回撹拌をし、新鮮な空気を送り、微生物達の働きがより活発になる様、 手助けをしています。来月に発酵のピークを迎えます。
【金井】みなさん、こんにちは。現在のもろみは画像のとおりです。
発酵も盛んになって来ました。右の方は撹拌途中ものです。もろみの層がおわかりでしょうか?順調に発酵しています。 さてここで、先日の搾り体験会とマイ醤油(製品)のオーナー様よりのお便りをご紹介させて頂きます。 『醤油作りの現場を見ることにより、ますますマイ醤油の出来上がりが楽しみになりました。近くに行った際には、また寄らせて頂きたいと思いますので宜しくお願いします。』
『期待以上の出来で大変うれしく思います。』 このようにオーナー様に喜んで頂きありがたく思っております。 |
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| 2009年7月28日 |
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【西方課長】 現在、もろみの状態は、発酵もピークを向かえ微生物たちも活発に働いています。発酵期特有のプチプチという雨音の様なハーモニーを醸し出していますよ。今のところ、順調に、進んでいます。
【金井】みなさん、こんにちは。右の画像は大麦であります。一般的に醤油の原料は大豆と小麦で仕込みますが、こちらは新製品の試作の準備段階です。
この様に当蔵も常に研究開発を重ね、お客様のニーズに合った商品を供給してゆきたいと考えております。それでは、また。 |
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| 2009年8月28日 |
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【西方課長】 今年の関東地方のつゆ明けは、例年より早かったものの、その後の天候は
雨が多く、発酵のほうが心配でした。しかしながら8月中旬から下旬にかけ暑い日が続いたおかげで、今年も良い醤油ができそうで、なによりです。
【金井】もろみも醤油色に変化しているようですね。右の画像は唐辛子です。地元の農家の人にお願いして作って頂いております。この唐辛子を加工して、唐辛子醤油を作りました。味の方は上々です。約1000本の販売予定ですので、こちらもご利用いただければ幸いです。それではまた。
【森谷】初めまして、新人の森谷です。僕の担当は主に充填(醤油を詰める)がメインです。今年も暑いですね〜、我が社、岡直三郎商店に勤め始めて9ヶ月が経ちました。まだまだ未熟ものですが、これからも一生懸命醤油を詰めることを努力したいと思っております。これからも我が社の商品をよろしくお願い致します。 |
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| 2009年9月29日 |
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【金井】 みなさん、こんにちは。今年は冷夏でありましたが9月になっても暑い日が続いた為、心配していました発酵のほうも順調に経過しました。現在は熟成期間に入り、大豆も溶け出し、色も赤みを帯びています。もろみも大分軟らかくなりましたよ。 先日、赤城山の山中を走行中、野生の鹿を見つけました。鹿(野生)は人間を見ると、大抵逃げるのですが、この鹿は逃げませんでした。罠にでもかかっていたのでしょうか?残念ながら地球温暖化により、野生動物の生息域なども、変わっているようですね。 それでは、また。 |
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| 2009年10月31日 |
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【金井】みなさん、こんにちは。現在、《もろみ》の状態は発酵のピークを過ぎ熟成期間に入っています。残念ながら、これより先は目に見える変化は、あまりありません。したがって、画像のほうは来月お見せします。しかし、長期熟成で日を重ねるごとにコクや旨味が増してゆくのです。 当蔵の北西に位置する赤城山の紅葉の見頃も中腹まで降りてきました。蔵の敷地内にある、みかんの樹も実を膨らませております。 それでは、また来月。 |
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| 2009年11月30日 |
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【金井】みなさん、こんにちは。現在の《もろみ》は、ご覧のように大豆の形は崩れ色も赤黒くなってきました。製法は異なりますが、まるで《お味噌》のようですね。 あと半年、熟成させてから搾りますと、おいしい醤油になります。 右の画像は、近江(滋賀県)にある琵琶湖です。当蔵は天明七年(1787年)、近江商人 初代 岡 忠兵衛が河内屋の屋号を掲げてより今日まで変わらぬ醤油造りに励んでおりますが、今から400年余り遡れば蒲生氏郷の家臣でもあったそうです。 おしまいに、おかげさまで第二期マイ醤油オーナーの募集も終了となりましたが、代わりまして第三期マイ醤油オーナーの募集を開始致しましたのでお知らせをさせて戴きます。 それではまた来月。 |
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| 2009年12月25日 |
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【金井】みなさんこんにちは。今年も12月を向かえ寒さも日増しに強くなってきました。蔵の人たちも仕込や出荷の作業で大変忙しそうに動き回っています。《もろみ》の方も順調に熟成しており、色もますます濃くなってきているようです。 オーナーの皆様今年も大変お世話になり有難うございました。年内のマイ醤油日記は今回でおしまいですが、また来年も宜しくお願い致します。 それではまた来年。良いお年を。 【森谷】いや〜今年も寒いですね!12月に入ってから、忙しさが増してきました。 工場の方でも、醤油を詰めたり、ポリ容器を洗ったりと!なかなか大変な毎日を過ごしております。来年も宜しくお願い致します。 |
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| 2010年1月26日 |
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【金井】明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。 現在の《もろみ》は、ご覧のように色も大分濃くなり熟成も進んできております。 今年に入って、ぐ〜んと気温が下がり寒い日々がつづいており、職人さん達も寒中の作業で大変そうです。 天然醸造に寒仕込は欠かせませんので皆、一生懸命作業をしております。 ここでなぜ寒仕込が欠かせないかを説明します。寒い時期に仕込み、塩分で雑菌を抑え終わった頃、気温が上昇し、醤油造りに有用な菌が動き始めます。その為に寒仕込は欠かせないのです。毎年、美味しい醤油を造るために・・・。それではまた。 【森谷】あけましておめでとうございます。今年も目一杯、頑張ります。 毎日寒いですよ。群馬の寒さにはびっくりしました。 しかし、その寒さにも慣れてきましたので、もう大丈夫です。 今年も宜しくお願いします。
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| 2010年2月26日 |
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【金井】現在、もろみの状態は熟成期間に入っています。ご覧のとおり色も濃くなりトロトロになってきましたよ。さらに日を重ねることで深いコク、旨味、良い色が出てきます。 オーナーの皆様、もうしばらくお待ちください。 右の画像は今月11日に開催しました第三期仕込見学会の様子です。醤油造りの授業を受けていただいた後、熱心に見学されていました。私も楽しかったです。 それではまた。 |
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| 2010年3月29日 |
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【金井】みなさん、こんにちは。《もろみ》の状態ですが、仕込んでから早1年、よく熟成しているようです。オーナーの皆様、おいしいお醤油がお手元に届くのも間近です。 右の画像は、高津戸峡に架け替えた新しい橋です。当蔵から徒歩で10分位の位置にあります。この橋のたもとに《ながめ公園》があり10月末から一ヶ月間、菊花大会という菊祭りが開催されます。この時期は紅葉も重なりますのでオーナー様も、ぜひ醤油蔵見学と併せてお越しになってみてはいかがでしょうか。それでは、また。 |
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| 2010年4月25日 |
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【西方課長】皆様、ご無沙汰しております。現在、オーナー様のマイしょうゆは木桶に仕込んで約一年3ヶ月経過し、熟成した《もろみ》となり旨味や香りが仕上がりました。5月29日(しぼり体験会開催日)に、《もろみ》を圧搾(しぼる)します。風味豊かな搾りたてのマイしょうゆを是非、ご賞味いただければと思いまして搾り体験会への、ご参加を心よりお待ちしております。
【芦沢係長】はじめまして。私は、しょうゆの品質管理と、しょうゆを使った加工品の開発を担当しています。弊社しょうゆの醗酵熟成には四季の気温の変化や土蔵倉に住み着いている有用菌類の力を借りて造る天然製法(天然醸造)を用いており《もろみ》の状態は熟成も終わり搾るのを待っている状態です。
【金井】みなさん、こんにちは。《もろみ》も、ほぼ熟成したようですね。搾り体験会が楽しみです。さて右の画像ですが、これは山椒の葉です。うなぎの蒲焼に載っている《あれ》ですよ。当蔵の敷地内にあり、摘みたては、すごく香りがいいですよ。今年の春は、なかなか暖かくならず、葉が伸びるのも10日位遅れているように思われます。
おしまいに第二期しぼり体験会参加予約の締切日は5月21日(金)となっておりますのでお忘れのないよう、ご注意ください。それではまた。 |
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